家をでても付きまとう銭ゲバ

アズキ

お読み頂きありがとうございます!

念願の一人暮らしを始めたのですが、家を出たからと言って
私の母親が私を手放すなんて考えが甘かった・・・

次々とお金の問題を持ち込む母の話です。

念願の寮生活のスタートに必要なものは【生活雑貨と家電】

用事も私の私物といえば『コンポ・洋服・靴・メイク道具』くらいしかなく。全くと言って良いほどすぐに生活ができる状態ではないという悲惨な一人暮らしの始まりでした(笑)

後先考えずに家を出ると準備するものが多くて困りますね😅

その時にちょうどお店で中のよかったお姉さんたちに寮に入ることを報告すると『必要なものは?なにか足りないでしょ?』と声をかけて頂きお店が終わってから旦那様を連れて寮へ確認に来てくれました。※お姉さんの旦那様も同じグループで働くスタッフさんでした

お姉さん1

ちょっと!何も生活できるものが無いじゃない💦

うちに予備があるから持ってきてあげるから!

家電とかは明日買いに行こう!今日は私のうちにきて泊まりなさい!

洗濯機もレンジも暖房器具さえもない量の部屋をみてこの寒さで寝れないだろうと思ったのか、気を使ってくれました。私の寮へ必要なものを確認しにきてくれたお二人にのお家へ泊まらせてもらい次の日に必要なものを買いに連れて行っていただきました。

洗濯機やレンジ、お姉さんに用意してもらった布団や日用品などを買ってうちに届けてもらうというなんとも、神なご夫婦さんでお店を辞めるまでの間は本当に身内のように可愛がってもらいました。

毎日、仕事が終わるとお姉さん夫婦とお子様と一緒にご飯を食べて帰宅するという感じでお仕事も一緒にしてお姉さんのお客様にも可愛がってもらい毎日楽しく仕事をする環境が手に入りました。

 

親とまともな関係が築けていないことはお姉さん夫婦も知っていたので本当に親代わりに面倒を見てもらいながら、免許を取るまでお世話になっていました。旦那様も同じグループのスタッフさんなので色々とアドバイスをくれたり、教習所への送迎をしてくれたり感謝の気持ちでいっぱいでした。

悪魔の訪問

自分の生活が始まってから忘れていた〝母親の存在〟

ある時、お店の入店チャイムがなって立ってお出迎えをすると『アズキ指名で』という女性の声がしました。

確認をすると自分のお客様をつれた母親の姿・・・

母親もお水なので同伴で自分のお客様を連れて私の働いているお店にやってきました。

全くきてくれても嬉しくない私なのですが、一緒につける女の子をなるべく話ができる方かフィリピンの女の子をつけてもらうように黒服に伝え接客をしたのですが母のお酒の飲み方は正直私でも嫌なくらい態度が悪いのです。

空気を読めないタイプのお山の大将なので不愉快な言動がナチュラルに多いのです。

おかげで一緒に席につける女の子にも失礼があったら自分の仕事がやりにくくなるのも嫌なので、先に自分から黒服に告げるようにしてました。

その後から何度も自分のお客様を連れて来店する頻度が上がったのですが、母のお店は隣の市なので正直きてもらってありがたいけどそれよりも〝なにか裏がある〟としか思えず純粋に喜ぶことはできませんでした。

嫌な予感は当たるもので母の来店は私の様子を見るのではなく、懐具合を確認していたのでした。

毎日フル出勤、予定がない限りは出勤をするようにしていたのでザッと手取りを計算していたのだと思います。

電話をかけてきて『ねぇ電気が止まっちゃったんだけど1マン貸してくれない?』に始まり、何かと理由をつけてお金を振り込んで欲しいという催促が増えました。

ですが、これと同時に祖母にも同じように電話をして振り込みをさせていたそうです。マジでクズ・・・

公共料金の支払いで催促ができなくなると妹たちの給食費が足りない、クラブのお金が払えないなどあの手この手でお金をせびるのがうちの母親です。

電話も無視するようになると今度は妹に電話をかけさせるようなクズ親なのですが、自分の借金を払ってもらっているという自覚がまるでないような羽ぶりの良さで遊んでいることを聞いていたので、うんざりしていました。

この時もまだなんだかんだ言っても自分の母親だし妹たちが可哀想・・と思い込んでいました。

日払いも一気に使い切るような人なのでいわゆる【とっちゃ使い】のため生活費なんてほぼ無いに等しい状態。

ギャンブルはする・酒は飲むという自分のことばかりが最優先の母親に何をどう言っても言われている時だけ塩らしいことを言ってお涙頂戴の劇場がはじまりつけてきているので。毎回繰り返されても私もまだまだ冷たく突き放せないひよっこでした。

とんでもない馬鹿親

ある時に妹から『ママが妊娠してるみたいなんだけど・・・』といおう一言を聞いたので母親を詰めてみると、なんと見事に妊娠中・・・

当時の母親の彼氏は既婚者で自分の旦那も失踪中という状況です。

こんな状況で避妊もせずに妊娠するバカがどこにいるのでしょう。10代の私ではなく30代の4児の母です。

『堕すお金もないから』と言っていたのですが、普通付き合っていた男性も妊娠に気づくでしょう?お腹が出てきているにもかかわらず何も言わない男なのかよ・・・と思いつつ妊娠4ヶ月くらいと言われたので私の働いていたお店の部長に相談をして病院に連れて行きました。

そしたらなんと・・・

臨月!

4児の母親が妊娠周期がわからないなんてことがあるはずもありません。なによりベテランです。そして堕胎できる周期をすぎてしまえば出産せざる得ないのでわざと嘘の周期を言いやがったなと思いました。

もちろん出産に反対というわけではありません。(誤解しないで欲しいのですが、既婚者のいる相手の妊娠・母が経済力皆無だったため)出産をするにはわたしは反対でした。

出産するとなれば私が家に戻り家のことをやらないといけなくなります。妹たちの世話をするために実家に連れ戻されるなんて私には言語同断でした。

出産をするにしてもお金がかかります。そしてほぼお金を持ってない人が国の助けがなかった時代にどうやって子供を産んで育てられるのか。そして出産についてのお金を私の名義でお店にバンスをして建て替えることになりました。

お気づきでしょうが、私の母親は1銭も返すつもりはないし、返してきたこともありません。

そしてあろうことか避妊すらしないような、どうしょうもないやつです。

でも、妹たちが『赤ちゃん産んで欲しい』と泣いて願ったことが出産する経緯となったわけですが、私としては養子に出してくれと言いました。

それはせめてもの願いで赤ちゃんが、ちゃんとした環境で成長できることや生まれたばかりであれば両親が揃っている家庭で幸せになれるであろうチャンスだったからです。この母親の環境でちゃんと育てられるわけないし、妹いたちだっていつ『お前は妹じゃない』という酷い言葉で傷つけるかわからなかった為でした。

お金がない環境で生活をすると鬱憤を自分よりも立場の弱い子で晴らすという残酷な面があるのも知っているし、私が親に引き取られた時も妹に『お前はうちの家族じゃない!お姉ちゃんじゃない!』と常に言われていたので同じように言われる時がくると思いました。

それではあまりにも生まれてきた子供が可哀想です。

一時の快楽のために決断もできない人が母親で一生かけてお金をせびるなんて、自分以外の妹たちがされたらゾッとします。

母親から見れば子供は金ヅルなのでせめて養子に出すことを強く薦めればよかったと今も後悔しています。

 

アズキ

何かと決断を迫られた時に先立つものはお金💰

私は何度も母のためにお店などからバンス(借入)を行い自分のお給料がどんどん減らされて行きました。お金を無心をする人は身内だけでなく当たり前に〝断れない人をターゲットに〟してきます。

はっきり断れることも大事なことと今となっては思うけど、自分の生活が苦しくなるのは本末転倒です。

自分のためにも『貯めておいて備えを作る』のは心が安心します

 

 

 

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