
はじめまして! 心理カウンセラーをしている【ちか】と申します。自分の周りには『ちか姉』と呼ばれております。
今回は切っても切れない人との対人関係において、心理カウンセラーをしている私から皆さんの対人スキルに役に立つことを発信していけるようにブログを書いていこうと思います💐
私が心理学に興味を持ったのは小学生の時に読んだ中世の拷問の歴史の中。
まさかなんでそんな歴史から人の心理に_と思いますよね?私もその時はあまり気付いてなかったのですが、当時は図書室で借りられる本がとても私にとっては癒しの時間でジャンルを問わずにたくさんの本を読みあさっていました。
その中で見つけた中世の歴史の中でサラッと触れられていた拷問の歴史の挿絵をみていて、どういった意図でこんな酷いことが起きていたのか?
これは処刑をされる側もする側も何かしら背景があってこんなことが日常的に起きていたのか・・・という少しの興味から挿絵の人の表情や残された文面などから人の心の葛藤などを予測することが大好きでした。
今思えば私が本の世界に没頭することが多かったところから、あまり友達と活発に遊ぶタイプではなく本から得られる知識や見たことのない世界、そして同級生からはあまり感じられないさまざまな感情が入り混じった背景などを考えることが私の楽しみでした。
いわゆる根暗タイプだったので、時々ハデなタイプの女の子に目をつけられてはいじめにならないくらいの意地悪やシカト、私と遊んでいる友達をわざわざ遊んでいる公園まで来て『実はお前と遊んでるのは私の指示だよー!』というくらいの低俗なものだったのですが、あまりにも気にしないことが癪に障ったのでしょう。
すぐにクラス全員にシカトをするように口裏を合わせてシカトが始まりました。
人と話すよりも本の世界に没頭している方が好きな私は全然苦痛ではなくむしろ過ごしやすい環境です。
クラスの全員が友達というわけではないし、別に話をしなくても困ることはありません。
班に分かれた何か実験や作業する時はシカトを貫いている人たちの方がやりにくそうで、心の中でニヤニヤしていました。そんな時でもシカトには何も気づかないふりをして普通に接するということをするだけで、子供には十分です。
口汚く文句を言えば文句を言った相手が先生に怒られるし、わざと無視するような行動をすれば割と先生も見ているので注意をされます。
ただ、今の子供と違いその頃はある程度の意地悪くらいで済みましたが大人しい性格の人や気にしてしまう性格の人なら学校に行きたくないと思うでしょう。ただ、学校を休むことは私にとって読書の時間がなくなってしまうので、意地でも学校には行くタイプでした。
子供ながらに私はあまり他人を気にするタイプではなく、むしろ本にしか興味がない時期だったのでそれが救いになっていたのかもしれません。
半年経ったくらいに2人のクラスメイトから『無視してごめんね・・』と言われたのですが、あからさまに無視をしているように感じなかった2人なので『全然!大丈夫だよ!』という謝罪を受け入れることから少しずつ私へのシカトはなくなっていきました。
私をシカトしろといった女の子は今度は自分が少しずつ他のクラスメイトからシカトされたり、聞いてないふりをされたり私と同じような状態になっていました。
この時に自分なりに納得したのが『悪口を受け取らなかったら、口から出た悪口は誰のものか?』というお釈迦様の話の一つを思い出し、私が変に気にしたり傷ついたりしなかったことで言い出した本人に返ったと思いました。
最終的に学校に来づらくなった理由を『ちかにシカトされている』という自分が被害者的な言い訳を親に言って私の親に正論で詰めかえされていましたが、何人かのクラスメイトの親御さんが子供に事情を聞いて本人が悪いということを説明されていました。
本人とその親御さんから謝罪されましたが、それも受け取らないということを決め自分の母に『私は気にしていないのでどうでも良いけど、そのまま私を忘れてください』ということを告げました。先生も相手の親御さんもびっくりしていましたが、なにより読書の時間を邪魔されるものとしか思っていなかったので、私にとっては最良の答えでした。
約束通り、卒業まで無理に関わらないようにしてもらい私としてはその時のことを思い返すと【シカトはされると苦痛】という人のここの不安要素になるものを【シカトには気づかないふり】という似たような行動で相殺することができていたこと、シカトを楽しむ人と同じ土俵に上がらないことは自分の精神衛生上、とても大切なことだと思いました。
我慢をするわけでもなく、見ないふり。これが良かった部分で初めてのスルースキルだと感じました。
一般的に人は何かしら不安や悩み、イライラなどを他人で発散するという面も持っています。
今の時代はネットの中だけで人との関わりが薄いからこそ、顔が見えないからいいや、誰かバレないだろうと言って人との適切な距離感や倫理観が薄くなっています。それを注意してくれるような人もいない時代です。
自分の心の安全は自分で守れるようにこれからも、発信していきますね🎵
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